<01>お宮参りの概要の最近のブログ記事

季節や状況により異なりますが、神社までは赤ちゃんにとって快適な服装(普段の服装)で行き、境内に着いてから1枚脱がせて、その上に初着をかけます。

待ち時間やお祓いの時間は意外とかかります。
その間、初着の襦袢は付けたままでも外してもどちらでも良いです。

赤ちゃんが暑かったり、寒かったりすることがないように注意を払いましょう。



初着はでんちセット又は、ベビードレスを着た赤ちゃんの上から優しく掛けます。

初着の紐を父方のお祖母ちゃん(お母さんや、母方のお祖母ちゃんでも)の肩から背中に回し、しっかり結んでおきましょう。


地域によっては、この紐に扇子やでんでん太鼓などをぶら下げ、縁起をかつぎます。


昔はお宮参りが終わったら、挨拶回りをするのがしきたりでした。

現在でも赤ちゃんのお披露目の意味もあり、近くの親戚やご近所に挨拶をすることはあります。
母親の健康状態や子供の体調もあり、状況によります。

お参りのあとで自宅でお祝いをしたり、レストランで会食をしたりする場合が多いようです。


赤ちゃんが疲れたりしないように十分注意しましょう。




大阪府では、お宮参りの前に親戚回りを行なう風習もあります。


また、お宮参りの後に内祝いを持参して挨拶に回ったりもします。
そのときに親戚は、魔よけのお守りやお金に恵まれるようにと、でんでん太鼓や犬張子、宮参り扇子、紐銭袋を用意します。

これは赤ちゃんの祝い着に、結んであげるための物です。


祝っていただいた親戚や知人に、赤飯等を添えて挨拶に出向くこともあるようです。
近所の子供たちに仲間入りの意味をかねて、お菓子を配ったりする地方もあるようです。
一般的に出産祝いを贈っているので、お宮参りのお祝いは、特にする必要はありません。

ぜひ贈りたいという場合は3千円ぐらいを目安にします。

表書きは「御祝」「祝御宮参」。
水引は紅白で蝶結び、のしつきです。



お返しは必要ありません。

内祝いは、お赤飯に鰹節などを添え、お宮参りの後の会食後に渡します。

原則として、お宮参りの内祝いは当日にお返しします。


ホテルやレストランなど外で会食をする場合は、クッキーに鰹節などを添えます。

内祝いの予算は2千円から3千円くらいです。
本来はお宮参りとは新しい家族を、自分の家の氏神様に紹介・挨拶する為に、お宮参りするのです。

だから、出生地または、住んでいる地域の氏神さまにお参りします。


最近では昔のような、新しい氏子となる儀式的な意味合いは薄れてきています。
近所の人に紹介を兼ねて、回るなんて人もいないのではないでしょうか?


今では氏神さまをお奉りしている神社に、お参りしなくても良いと言われています。
有名な遠方の神社でも、かまわないとされています。
実際、地元の氏神さまの神社ではなく、有名神社に参詣する人も多いようです。


それでも本来の趣旨を考えると、氏神さまにお参りするのがいいでしょう。

神様の事情が人と同じとして、考えたら・・・。
あんまり遠くへ行くと、神様も面倒を見るのは大変でしょう。
有名な神様は色々と忙しそうだし、近所の神様に面倒見て貰うのが一番でよね。


それに生後間もない赤ちゃんの体調を考えても、家の近くの方が良いです。
何より心配されるのは、産後に骨盤のダメージを受けている、お母さんの方が心配されます。

この時期にケアーを怠ると、産後太りを助長します。
骨格的に痩せない・尻が大きい体格に変わりますので、外出は短時間にしましょう。
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